ジャーナル
【石川県 車多酒造】天狗舞 山廃純米 復興支援酒について特徴などをご紹介
令和六年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
この度の地震の復興に貢献するために、石川県の車多酒造より発売された「天狗舞 山廃純米 復興支援酒」。
昨年11月、おさけと霞ヶ関で開催した「おさけの会」にいらして頂いた車多酒造さん。
そんなご縁のある車多酒造さんの「天狗舞 山廃純米 復興支援酒」を本日はご紹介いたします。
石川県の車多酒造とは
石川県の白山市にある車多酒造は、江戸時代から続く老舗の酒蔵です。
「天狗舞」というブランド名で知られる日本酒を造っており、その品質は国内外で高く評価されています。
車多酒造の歴史
車多酒造は、江戸時代の元禄年間に創業しました。
当時の藩主である前田利常公が、能登の名水を使って酒造りを奨励したことがきっかけです。
以来、車多酒造は代々受け継がれ、現在は13代目の車多正人氏が経営しています。
車多酒造は、明治時代には天皇家に献上する酒を造る栄誉を授けられました。
また、昭和時代には日本酒の輸出にも積極的に取り組み、アメリカやヨーロッパなどで人気を博し、
現在も、世界各国の日本酒コンテストで数々の賞を受賞しています。
車多酒造のこだわり
車多酒造は、伝統的な酒造りの技術と最新の設備を融合させ、
日本酒の醸造において重要な工程である「山廃仕込み」を得意としています。
山廃仕込みとは、酒母を作る際に、酵母を添加せずに自然発酵させる方法です。
この方法は、手間と時間がかかりますが、深みと旨みのある酒に仕上がります。
「天狗舞 山廃純米 復興支援酒」とは
車多酒造が能登地震の被害から復興を支援するために造った特別なお酒です。
能登地震では車多酒造も、酒蔵や設備に損害を受けました。
また、天狗舞は能登半島に住む杜氏と蔵人によって醸されており、
正月の休みで帰宅中の蔵人の方々の多くが、自宅の倒壊、津波の被害に遭ったそうです。
しかし、そんな中でも車多酒造は、
地域の復興に貢献するために、酒造りを再開しました。
「天狗舞 山廃純米 復興支援酒」は、震災の少し前に搾られた酒を使用し、
復興への強い想いを込めて瓶詰めされました。
この酒の売上はすでに石川県に寄付されています。
車多酒造Instagramより:【寄付のご報告】
香り
爽やかでフルーティーです。グリーンアップルやレモン、バナナなどの果物の香りが感じられます。
また、酵母由来の華やかな香りもあります。
味わい
酸味と旨味のバランスが良く、後味はキレがあります。
山廃仕込みの特徴である深みとコクも感じられ、
温度によっても味わいが変化し、冷やすとさらに爽快に、ぬる燗にするとまろやかになります。
料理とのペアリング
特に、魚介類や野菜などの和食によく合います。
能登の海の幸や山の幸を使った料理と一緒に楽しむと、より一層美味しく感じられます。
また、チーズやサラダなどの洋食や、餃子や焼き鳥などの中華や居酒屋メニューにも幅広く合います。
おさけとで天狗舞を飲んで被災地を応援しましょう
「天狗舞 山廃純米 復興支援酒」は、能登地震の被害から復興するために車多酒造が造った特別な日本酒です。
さまざまな料理に合うので、食事のお供にもぴったり。
売上の一部は、被災者や被災地の支援に寄付されるので、飲むことで復興に貢献できます。
こちらは日本橋店や神楽坂店、霞ヶ関店など、おさけと全7店舗ですでに入荷しています。
洗練された大人な雰囲気漂う個室で、皆様にとっての上質な時間の為の一助になるはずです。
ぜひ、一度お試しください。
日本酒好きの多くの皆様に、このお酒が届きますように。