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〔おさけの会〕苗場酒造×和食日和おさけと大門浜松町

2025年4月12日(土)

日本酒と和食の至高のペアリングをお楽しみいただくイベント「おさけの会」。
今回は新潟県より苗場酒造の蔵元・新保様ご夫妻お迎えしての特別な一夜でした。

乾杯は「ゆきのまゆ 純米大吟醸山田40 生」。
蜜のような甘さと生酒由来のフレッシュさ、少し舌に残る苦みがしっかり味を引き締めてくれます。

【先付】新潟郷土料理「のっぺい」×苗場山 純米

のっぺいはこのあとご提供の「苗場山 純米」とも一緒にお召し上がりいただきました。
酒器には九谷焼のお猪口を。
これがもうたまらなく美味しい。出汁のしっかり効いたのっぺいとの相性抜群でした。

【椀物】焼鯛と新じゃが すり流し碗×苗場山 大吟醸出品仕込 入賞酒

【前菜】彩り八寸八種盛り×苗場山 本醸造

彩り八寸八種盛り

「おさけと」の甘酒
よもぎ豆腐 美味出汁掛け
花五目玉子焼き
栃尾揚げと菜花のお浸し
蛍烏賊酢味噌掛け
福来塩辛
煮穴子棒寿司
若竹あられ揚げ

「今日は本気だから(※いつも本気です)」と語る料理長が、穴子をしっかり炊いてくれました。
甘さがちょうどよく、お酒と一緒でも良し、これだけでも良し、の逸品でした。
「苗場山 本醸造」をお燗にして合わせました。
60度であつあつに。
これがまた色んな味わいを愉しめる前菜にばっちり。
この本醸造は地元では一番飲まれている銘柄だそうな。

【御造里】本日の鮮魚三種盛り合わせ×深然 純米吟醸

おさけとの魅力の一つは開栓の新鮮さで。特にこの日の初鰹は色味も味も最高でした。
合わせた深然は華やかでいて芳醇。やわらかな酸味もあるので甘さとのバランスが良いお酒です。

【焼物】鮭の西京酒粕焼き×ゆきのまゆ 純米大吟醸 生

濃厚な甘みのある「ゆきのまゆ 純米大吟醸 生」には、塩味と深い味わいのある鮭の西京酒粕焼きを。

【酒肴】和牛ローストビーフ 温野菜と柚子山椒を添えて×ゆきのまゆ 本格(粕取)焼酎

まだ東京ではあまり出回っていないという、ゆきのまゆの粕取焼酎。
まずはしっかりステアしてロックで。
温度があがった時の香りや味わいもぜひ楽しんでほしいとのことで、お湯割りでもご提供いたしました。
かなりすっきりとキレのある味わい。中の人はあまり焼酎を得意としていないのですが、これはすいすい飲めちゃいました。

【食事】新潟名産 「ふのり蕎麦」と海老天×苗場山 別撰

海藻の「ふのり」をそばのつなぎに使用した、魚沼発祥のお蕎麦。
天麩羅は海老と菜花。海老はサクサクふんわり、旬の菜花の苦みもたまりません。

別撰は旨味がちゃんとありつつもスッキリ。天麩羅の油を程よく切ってくれます。

ゆきのまゆ 純米大吟醸 火入

このお酒はモナコ酒アワードでグランプリを受賞した逸品。
こちらは「一段仕込み」でゆっくり丁寧に仕込まれており、甘酸っぱいフルーティさと米の旨味が特徴的。
締めにぴったりの味わいでした。

あとがき

改めて、ご参加いただいた皆様、苗場酒造の新保さま、本当にありがとうございました。
造りや米の詳しいお話から、地元の方言の話まで、非常にアットホームで濃密な会でした。
ご夫妻とお客様の会話が止まらず、聞いていてとてもほっこりさせていただきました。

会の始まる前、お打ち合わせの際に「苗場山」の「苗」の草冠の横棒は、「日本百名山」の一座としても知られる「苗場山」の形をしている、と教えていただきました。
こういう「なるほど~!」となる(それでいて意外とホームページとかには載っていない)お話を聞けるのも、おさけの会の醍醐味です。スタッフとしても勉強になります。

個人的に印象に残っているのは、お酒はもちろんなのですが、ゆきのまゆ を搾ったあとの酒粕のお話。
袋搾りゆえに非常に柔らかいため、溶かしたりせずそのままお料理に使えるそうです。
気になる方はぜひオンラインショップより↓

苗場酒造オンラインショップ

さて、次回の「おさけの会」は、4月26日、和食日和おさけと日本橋室町に茨城県より来福酒造さまをお迎えいたします。
花酵母を使用しているお酒や、未発売のお酒をご用意する予定です。
お申込みお待ちしております!

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