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〔スタッフ研修〕和食日和おさけと×豊島屋酒造
2023年1月29日
東京都、東村山駅。
都会からほど近い住宅街の一画に、
豊島屋酒造さんがあります。
江戸時代、神田の地で、現代の居酒屋のルーツとなるお店を構えていたという豊島屋。
「十右衛門」「金婚」「二重橋」を醸すこの蔵。
弊社でよくご用意させていただくのは、特約店限定酒〈 屋守 おくのかみ 〉
ファンの間では、通称 ヤモリ の名前で愛される、東京の地酒です。
1月は大吟醸を仕込む一番忙しい季節。
そんな中でも、快く蔵見学を受け入れてくださいました!
蔵人さんに中をご案内していただきます。
昔ながらの「和釜」
たくさんのお湯を沸かせ、
この上におおきな蒸篭のような容器が重なり、
お米が蒸されます。
麹作業はほぼ手作業。
酒造期の寒さと、麹室の蒸し暑さ、
寒暖差と闘いながら進む製麹はお酒の要。
こちらは出来上がった麹が、出番を待って眠っているところ。
出来たての麹の香りは、日本人の心を落ち着かせる不思議なパワーがあります。
いよいよお酒造りのタンク!
元気なもろみは、どんどん温度があがってしまいます。
氷で寒くして、
厳しい環境で酵母に頑張ってもらうと、
綺麗な香りの出る良い日本酒になるのだとか。
こちらのタンクは、冷水の通るカバーで冷やされているのです。
お酒造りには様々な酵母が使われます。
代表的な7号、9号、東京の蔵らしい酵母では、
江戸酵母という酵母もあるそう。
出来上がるお酒のイメージに合わせて、杜氏が見極めて酵母を育てます。
もろみがぽこぽこしている様子。
昔ながらの井戸。
高度経済成長期までは、こちらからお水をくみ上げていました。
深さは約15メートル。
今はその10倍、地下150メートルからお水を汲み上げています。
蔵の玄関口には、試飲もできる販売店♪
様々なお酒を試飲させていただきました!
こちらは、蔵でしか買えない限定のお酒。
どちらも個性があって美味しいのですが、
特にピンクは極上の味わい。
300mlもあるのが、
家で飲み比べるのにちょうど良くて嬉しいです。
しっかり味わって、知識も身に付けさていただきました。
酒造り真っ只中の1月下旬、
私たちのために大変貴重なお時間を下さいました!
おさけとに来ていただいたお客様に、
豊島屋酒造さんの魅力、どんどん伝えていきます!
豊島屋酒造さん公式HP http://toshimayasyuzou.co.jp/