ジャーナル
歴史と技術が生む美酒【奈良県 今西清兵衛商店】裏 春鹿 生もと純米 超辛口 無圧搾り中取り生原酒
夏本番の暑さが続く中、いかがお過ごしでしょうか。
本日は奈良県の「裏 春鹿 生もと純米 超辛口 無圧搾り中取り生原酒」のご紹介です。
この特別な一杯は、シャープな辛口とフルーティーな香りが魅力で、おさけと自慢の「日本酒に合う料理」と素晴らしい相性を誇ります。
その魅力に迫っていきます。
今西清兵衛商店の歴史
奈良県の今西清兵衛(いまにしせいべい)商店は、1884年（明治17年）に創業され、140年以上の歴史を誇る酒蔵です。
奈良の豊かな水源と気候を活かし、地元の人々に愛される酒を造り続けてきました。
創業当初から現在に至るまで、今西家は代々、酒造りに情熱を注ぎ、品質の向上に努めてきています。
また、奈良は日本酒発祥の地とも言われる地域であり、その歴史と伝統を受け継ぐ今西清兵衛商店は、地域文化の担い手としても重要な役割を果たしています。
特に、蔵元の所在地である奈良市の今井町は、江戸時代から続く町並みが保存されており、歴史的な景観と共に今西清兵衛商店もその一部として観光客に親しまれています。
「酒蔵SHOP」では、5種類の利き酒を楽しめます。
こちらでは、代表銘柄の「春鹿」だけでなく、みりんや奈良漬けも販売しているそうです。
奈良漬けはショップで試食もあるそうで、お酒との相性をみてお土産に購入できます。
こだわり
今西清兵衛商店の酒造りは、自然との調和を第一に考えています。
蔵元は最高品質の米と、春日山系の伏流水(奈良県では珍しい硬水)を使用しています。
昔ながらの手作業による仕込みにこだわり、南都諸白の伝統を守り続けています。
また、発酵温度の管理や熟成期間の見極めに細心の注意を払い、一つ一つの工程に妥協を許しません。
このようにして、味わい深く香り高い日本酒が生まれるのです。
裏 春鹿 生もと純米 超辛口 無圧搾り中取り生原酒
「無圧搾り」とは、酒造りの最後の工程である圧搾の際、通常の圧力をかけて搾る方法とは異なり、自然に滴り落ちる酒だけを集める方法です。
この方法を用いることで、酒の雑味が少なく、純粋な風味が引き立ちます。
特に、繊細な味わいを求める高品質な日本酒に用いられる技術で、手間と時間がかかるため、非常に貴重です。
また、中取りは酒の味わいや香りのバランスが最も良いとされる部分です。
「無圧搾り」かつ、「中取り」であるこのお酒は、日本酒の奥深さと製造技術の高さを体感できる逸品です。
味わい
その名の通り、超辛口の仕上がりが特徴です。
口に含むと、最初に感じるのはシャープで鋭い辛口の切れ味。
その後、米の豊かな旨味がじわじわと広がり、最後に再びキリッとした辛さで締めくくられます。
生原酒ならではのフレッシュな力強さと、生もと仕込みの深いコクが絶妙に調和し、飲みごたえがあります。
香り
生酒ならではのフレッシュでフルーティな香りが、飲む前から期待感を高めてくれます。
また、酵母由来のほのかなバナナの香りも感じられ、複雑で奥行きのある香りが楽しめます。
料理とのペアリング
その辛口の特性から、さっぱりとした料理や、塩味の効いた料理と非常に相性が良いです。
具体的には以下のような料理が挙げられます。
・天ぷら
エビやキス、野菜の天ぷらなど、軽く塩を振っていただくと、酒のキレが油の重さを中和し、口の中をさっぱりとさせます。
・塩焼き
鮎やサバの塩焼き、焼き鳥の塩味など、シンプルな塩味の料理は、酒の持つ米の旨味と絶妙なバランスを生み出します。
・和風サラダ
大根や水菜などを使った和風サラダは、酒のフレッシュな風味と相まって爽やかに楽しめます。
最高の日本酒体験をおさけとで
「裏 春鹿 生もと純米 超辛口 無圧搾り中取り生原酒」は、その名の通り、無圧搾りと中取りという贅沢な製法を用いた特別な日本酒です。
シャープな辛口の味わいと、フレッシュでフルーティーな香りが特徴で、さまざまな料理とのペアリングも楽しめます。
当店では、この「裏 春鹿」をはじめとする多彩な日本酒を取り揃えております。
特に、「裏 春鹿」は、その独自の製法による高品質な味わいで、当店の料理との「日本酒に合う」和食との相性も抜群です。
新鮮な刺身や天ぷら、塩焼きなど、シンプルながらも素材の味を活かした料理と共にお楽しみいただけます。
料理との絶妙なペアリングを通じて、日本酒の新たな楽しみ方を発見していただけることでしょう。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
おさけとは日本橋、神保町、霞ヶ関など、都内に全8店舗ございます。
日本酒やお料理のラインナップは店舗により異なります。
その店でしか味わえないペアリングを、ぜひお楽しみください。
ゆっくりお過ごしいただける個室もございますので、様々なシーンでご利用いただければ何よりです。
