ジャーナル

HOME > ジャーナル > 【奈良県 千代酒造】篠峯 ろくまる 秋あがり

【奈良県 千代酒造】篠峯 ろくまる 秋あがり

秋の訪れと共に楽しみたい、季節限定の日本酒「篠峯 ろくまる 秋あがり」。
その深まった味わいと穏やかな香りは、秋の食材との相性が抜群です。この季節ならではの食事と共に味わいたい日本酒として、どのような料理とマッチするのか、詳しくご紹介いたします。

日本酒の四季について

千代酒造の歩みと自然への想い

千代酒造 公式ホームページより

千代酒造は、奈良県御所市にある歴史ある酒蔵で、1873年(明治6年)に創業されました。
創業以来、地元に根ざし、地域の風土を大切にしながら酒造りを続けてきました。
特に、「篠峯」というブランドは、蔵元が目指す「自然の力を最大限に活かした酒造り」を体現するものであり、特に、葛城山の豊かな地下水を使用した仕込み水は、酒に独自の清らかで繊細な風味を与えています。
この水が酒の骨格を形作り、雑味のない味わいを生み出す要となっています。

千代酒造のこだわりは、酒米の品質にも表れています。
自社農場で契約農家と共に育てた酒米を使用し、農業と酒造りを密接に結びつけた取り組みを行っています。
手仕事を重んじる酒造りでは、自然の微生物の力を大切にし、昔ながらの手法を守りつつ、現代の技術と融合させています。
微妙な温度や湿度の変化を感じ取りながら、その年の気候に応じた最良の酒を仕込む努力を怠りません。

また、千代酒造は季節に合わせた酒造りにも力を入れており、今回ご紹介する「篠峯 ろくまる 秋あがり」は、秋に旨味が増す一本として特に人気があります。
四季折々の風味を楽しめる酒造りを通じて、自然と伝統の調和を追求しています。

篠峯 ろくまる 秋あがり

味わい

秋の深まりと共に旨味が増す、円熟した味わいが特徴です。
秋あがりならではの落ち着いた風味があり、口に含むと最初に柔らかな甘みが広がり、その後にしっかりとした酸味がバランス良く感じられます。
季節の変化と共に、米の豊かな旨味が引き立ち、飲むほどにその深みが感じられるお酒です。
飲み口は滑らかでありながらも、しっかりとしたコクがあり、最後まで味わいが持続します。

香り

落ち着いた果実のようなニュアンスが漂います。
リンゴや洋梨のようなフルーティーな香りが、心地よい甘さを感じさせますが、強すぎず、穏やかに広がるのが特徴です。
さらに、熟成されたお酒特有のほんのりとした熟成香も感じられ、秋の訪れを連想させるような、豊かな香りが楽しめます。
このバランスの取れた香りが、料理の香りを邪魔せずに引き立てます。

料理とのペアリング

きのこ料理や炭火で焼いた秋の魚、例えば秋刀魚の塩焼きや鮭のホイル焼きとよく合います。
お酒の旨味と酸味が、魚の脂の旨味を引き立て、料理との相乗効果を生み出します。
また、しっかりとしたコクがあるため、豚肉や鴨肉を使った煮物やローストにもぴったりです。
少し温度を上げて燗酒として楽しむと、さらに料理との調和が深まります。

合鴨の治部煮

秋の味覚と共に楽しむ「篠峯 ろくまる 秋あがり」—至福のひと時をおさけとで。

「篠峯 ろくまる 秋あがり」は、秋の食材と一緒に楽しむことで、その魅力を最大限に感じられる一本です。
ぜひ、「おさけと」の秋のお料理と合わせて、この季節限定の日本酒をお楽しみください。
豊かな風味と共に、心温まるひと時を過ごしていただけること間違いなしです。
日本橋、大門浜松町、赤坂など都内全8店舗で皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
ご接待やお顔合わせなどにも最適な個室もご用意がございますので、様々なシーンでぜひご利用ください。

11月の「おさけの会」天狗舞 車多酒造×和食日和おさけと霞ヶ関
ご予約はこちら