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【定期配信】和食日和おさけとの日本酒note vol.2

唎酒師による季節の日本酒紹介とテイスティングレポート

〈 屋守 純米吟醸 雄町 無調整 〉

東京の地酒として人気の高い〈 屋守 おくのかみ 〉。 その中でも特約店限定で販売されているのが、岡山県産雄町米を使った純米吟醸です。

このお酒は、火入れをして半年間熟成させた後に出荷されるという、 手間ひまかけた一本。 冷やして飲むと、パインやマンゴーのようなトロピカルな香りが立ち上りますが、 グラスを回すと青リンゴやヨーグルトのような爽やかな香りに変わります。 口に含むと、お米の旨味がふわっと広がり、リンゴのような酸味と甘みがバランスよく感じられます。 喉を通るときには、リンゴの芯のような渋みがあり、 全体の味わいを引き締めてくれます。

温めると、渋みが甘みに変わり、まろやかでコクのある飲み心地になります。 香ばしい秋の食材と合わせると、さらに美味しく楽しめます。

このお酒は、豊島屋酒造が醸す「十右衛門」「金婚」「二重橋」と並ぶ、 東京の地酒の代表格です。 江戸時代から続く老舗の技とこだわりが詰まった一本を、ぜひお試しください。

屋守 純米吟醸 雄町 無調整
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